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沿岸環境科学研究センター(CMES)の福井光貴さんが「優秀ポスター発表賞(ライオン賞)」を受賞しました【3月19日(水)】

新万博体育_万博体育足彩-外围平台7年3月17日 (月)? 19日 (水) に北海道大学で開催された「第59回日本水環境学会年会」において、沿岸環境科学研究センター(CMES)化学汚染?毒性解析部門の福井光貴さん (理学部化学コース4年生)が「優秀ポスター発表賞(ライオン賞)」を受賞しました。

福井さんの発表演題は、「沿岸海域をフィールドとした生分解性?汎用プラスチックに対する ポリ塩化ビフェニル異性体の吸着特性と吸着量の時系列変化」で、沿岸環境科学研究センターの国末達也教授の指導のもと取り組んだ研究成果の発表でした。

福井さんの研究は、生分解性プラスチックと汎用プラスチック2種を対象としたフィールド実験を愛媛県愛南町の沿岸海域で実施し、素材別におけるポリ塩化ビフェニル(PCBs)の吸着特性と吸着量の時系列変化を明らかにしたものです。設置後6カ月までの分析で、PCBsの吸着濃度は汎用プラスチック(PE?PP)と比較して生分解性プラスチック(PCL)で高値であること、そしてPCLに対するPCBs吸着濃度は顕著に増加していたことが明らかとなり、表面分解に伴う吸着スポットの増加が起因している可能性を提示した点が評価され受賞に至りました。

受賞した福井さん

<沿岸環境科学研究センター>